お知らせ・活動報告

ハイリスクアプローチとポピュレーションアプローチ

患者教育の中では「関心のない方を何とかしたい」と望まれることが多いかと思いますが、そこを何とかするための教育は難しいです。

集団教育をすると、意識のある方しか集まらなく、本当に聞いてほしい人は来ないのが現状です。
悪くなった原因を考えようとしていないのですから・・・。

じゃあ患者教育は誰にするの、どうするのか?
まず、なぜ悪くなってしまったのか、原因になる発端は何だったのかということを考え、そうならないための支援するのが患者教育になります。

ハイリスクの方へのアプローチではなく、悪化しないための支援が必要になります。
そのために集団教育では関心のある方が集まるのは当然で、むしろそのような方々を教育して意識を高め、ハイリスクにならないための支援が必要になります。

歯科医院はそのような意識の高い人が来ます。
定期的にメンテナンスに来られる時点で意識高いですよね。

また歯科には通いやすい教室や教育があると意識の高い方のその方々の周りの方々が来るようになります。
そして広がっていく、その流れを作りたいですね。

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