新卒など若手管理の管理栄養士を採用して、歯科で活躍して欲しいと希望する歯科医の先生方は多いです。
歯科で管理栄養士が開催する離乳食教室は、これから歯科のスタンダードになるのではと私も考えています。
しかしながら、新卒の管理栄養士には教室運営の経験がありません。大学で授業として学びません。
せっかく採用されても、先輩がいない医院第一号の管理栄養士の場合、何をどうすればいいのかわからない場合がほとんどです。
そこで、歯科管理栄養士実践塾でお伝えする『歯科で活躍する管理栄養士』へのステップアップの実例をご紹介します。
First Step 歯科の管理栄養士として居場所づくり
最初はまず、歯科での居場所づくりです。
医院第一号の管理栄養士は、歯科医の先生が考える以上にアウェーな心理状態です。
新しい存在である管理栄養士は他職種のスタッフから見て、何をする存在なのか理解されにくいのが大きい理由だろうと思います。
まずは相互理解から。
Second Step 歯科の知識ゼロからステップアップ
入社してすぐの管理栄養士は歯科スタッフとしての知識はゼロです。
知識も経験もゼロでも、患者から見たら歯科のスタッフです。
歯科助手業務を必死にこなしながら、歯科のことを基礎から学びます。
治療のアシスタントや受付業務に配置されることが多いです。
Third Step 離乳食教室(栄養指導)を実践
歯科のスタッフとして他職種のスタッフに認められ、受け入れられる。
患者に歯科管理栄養士の存在を知ってもらう。
ここまできてやっと専門技術(栄養)を発揮するためのスタートラインに立った状態です。
ここに至るまで、とても大変な思いをする管理栄養士が多いです。
途中でくじけてしまう場合もあります。
だからこそ、歯科管理栄養士コンサルタントの支援と育成が必要だと考えています。
はじめての実践
歯科管理栄養士実践塾や個別支援では、管理栄養士が栄養指導を実践できるように指導しています。
- ①調査 地域と患者把握、優先課題を見つける
- ②企画 栄養教育・食育教育の作成
- ③集客 他職域スタッフと協力しながら、対象患者を集めます
- ④実施 予期しないことが起こるのが当日です。勇気を出して挑むしかない
- ⑤振り返り やってみて気づいたことわかったこと、次への改善を
優先課題は歯科医院によって違います。離乳食教室が望ましい医院と、そうでない医院があります。
医院のビジョンに合わせて選択するよう指導もしています。
Final Step 歯科管理栄養士として活躍
これまで実践できた栄養教育を、振り返り改善をしPDCAをまわせるようになった状態です。
他職種のスタッフの協力も得られ、自ら考え動けるようになります。
ここまで辿りつけるようになるまで3年はかかる場合が多いです
支援をする歯科医院では、3年計画をおすすめしています。
せっかく採用した管理栄養士を活躍できるようにする、支援と育成をしています。
新卒採用の管理栄養士も受け入れ可能です。ぜひ歯科管理栄養士実践塾を新人研修へ活用ください。
名古屋会場は4月スタートです。
歯科管理栄養士コンサルタント 田中美智子
Facebook(田中美智子)でも活動報告などいろいろ投稿しています。
フォローお待ちしています。
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歯科管理栄養士『実践塾』第8・9期準備中《2023年》
歯科医院勤務1~3年目の管理栄養士を育成します。
自信をもって栄養指導や患者教育できる管理栄養士を目指します。
第8期2023年4月開催を準備中です。第9期は東京を予定しています。
歯科管理栄養士の育成に悩んだら、お問合せください。
若手の歯科管理栄養士が実践を学べる研修を用意しています。
管理栄養士・歯科衛生士・歯科医師とともに医院一体の学びを準備中です。
詳細が決まり次第告知します。
歯科医院ごとの個別教育プログラム
月1回、歯科医院に訪問して管理栄養士を育成指導します。
医院のビジョンに合わせて歯科管理栄養士と他スタッフを交えてのプログラムが特徴です。
<対応エリア>滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・岡山県・三重県・岐阜県・愛知県・福井県・石川県(一部地域を除く)・東京23区・静岡市・浜松市
対応エリア外でも柔軟に対応します。オンライン対応も可能です。
概ね3時間前後の移動の場所には私が伺って教育を行ないますが、遠方の場合は打合せ時に検討します。遠方の場合は前泊の宿泊費も負担していただくこともあります。
まずはご相談ください。
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