【同じ食事記録からでも指導は違う】
歯科医院に管理栄養士教育に入っていて、少し混乱すること。
今までは管理栄養士がいなかったので、食事指導は歯科医療従事者がしていました。
その時の食事記録の書き方の指導見本をみると「ラーメン」「ごはん」とあって献立だけを書くようにと患者様に指導されている用紙があります。おそらくメーカーやコンサルタント会社が作成されたものを提示されて使っておられたのだと思います。
その方の食事の傾向をみるだけなら構いません。
具が入るのは入らないのか、のってる量はどれくらいなのかでその方の食べている嗜好や食事にかける時間や食事に対する価値観も違います。
そのように管理栄養士は細かく聞き取りして、その方に合わせた食事改善に繋げています。
歯科医院で管理栄養士を雇って食事指導をする場合は、食事の記録用紙を患者様に指導をしやすくするために見直しも必要です。
最近は食事の写真を撮ってもらっての指導もしています。
食事指導の導入の前には準備を整えましょう。
写真は昨日の栗林歯科での管理栄養士教育。
食事記録からロールプレイしてもらいました。
指導者、観察者、対象者それぞれに視点を変えての指導は実践の力になります。