管理栄養士教育

茨城県・福島県の歯科医院にて「患者教育の進め方」研修会を実施

今週、木金とは茨城県、福島県の歯科医院3医院にお伺いしました。

こちらは私が教えている管理栄養士教育の中の栄養教育論に基づき進めている「患者教育の進め方」研修とワークを実施しました。

院長先生から「こんなことやりたいからこれお願い」「こんな教室、教育したいので考えて」といわれますと管理栄養士やスタッフにはお聞きすること多いです。

今回のワークでは事例をもとに「むし歯になる人はどんな人」「どんな悩みがあるの」「その悩みに対して何を教えるの」「教えた人はどうなれるの」と考えていきます。
そしてその内容を、
目標シートに詳しく
実施目標:栄養教育の実施に関する目標(誰に、アセスメント、テーマ)
学習目標:栄養、食生活管理に関する知識、態度、スキル形成に向けての目標
行動目標:行動を形成または修正し、行動変容に発展させる目標
環境目標:行動変容を支援するための、周囲の環境整備に関する目標
結果目標:栄養教育の最終的な目標(QOL、身体状況、生化学データ等)
に落としていきます。(少し言葉は難しいけど講座ではかみ砕いてお伝えしてます)

グループで考え、まとめていくといろんな発想が出来上がります。
テーマ選びに苦戦・・・
テーマは「子どもと一緒、自分たちが患者教育を生み出し育てていく」
その視点がとても大事なんです。

患者教育はスタッフが考え、生み出し育て成長させ、医院に定着させる。
スタッフ主導の他職種連携!!
医院全体や食育チームで受講していただいている医院。
終わった後は「大変でしたが楽しかったです」「患者教育ってこうして考えていくのですね」「分かりやすくてまたどんどん考えていきます」等など、皆さんいい笑顔して取り組まれてました。

これを作るとチラシつくりも簡単なんですよ。
この目標シートに沿って文章並べるだけなんです。

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